2014年09月02日

そういう意見もある

 先日、2人連れでいらっしゃったある患者さんが、当施術室に置いてある本を読まれていました。

「初動負荷理論」という運動理論の、一般向け解説書を読まれていたのですが、その中に「腹筋・背筋はやめよう」と書かれていた部分があり、お2人でそれについて話をしていました。

 思わず僕は声をかけ、「医学的な話は相反するいろいろな説がありますし、人それぞれ状況が違いますので、そういう意見もある、と思っていてください」と述べました。(初動負荷理論は「医学」とは言えないと思いますが、健康管理に有益だと考え、本を置いています)


 そうなのです。

 医学的な話というのは、確かそうなものからそうでないものまで、いろいろな説が存在します。

 また、体の状態は人それぞれ違います。

 例えば、今の腹筋・背筋の話でも、普段まるで運動をしない人ならば、しないよりはいいだろう、という考えも成り立つはずです。

 ですから、どんな話でも鵜呑みにせず、そういう意見もある、と冷静に考えていただけると、間違った方向に進むことはないと思うのです。


 ちなみに「初動負荷理論」とは、僕の解釈で簡単に表現すると、「神経の働きと筋肉の動きに注目し、動作の最初にのみ力を入れ、あとは力を抜くことで、なめらかさやスピードを獲得する運動理論」です。

 発案者の小山裕史さん自身は、「反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等を利用し、主働筋の『弛緩―伸張―短縮』の一連動作を促進させると共に、その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動」と1995年にそれを定義づけています。

 その理論に基づいたトレーニングは、多くの有名スポーツ選手によって行われています。

 興味のある方は、調べてみてはいかがでしょうか。



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posted by 施術者 at 21:05| 新潟 ☀| オステオパシー(整体)・医学全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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