2012年07月28日

イチロー移籍とアメリカ社会

 7月24日火曜日、シアトル・マリナーズのイチローが、ニューヨーク・ヤンキースに移籍したというニュースが流れました。

 僕はその日の午前中に、患者さんからそれを聞きました。記者会見の模様がテレビでやっていたそうです。

 仕事のあと、趣味でやっている格闘技サークルの練習に行ったら、僕以外に参加したメンバーは二人とも、そのことを知っていました。

 情報の伝達速度がすごいと思いました。

 やっぱり、大ニュースだったのですね。


 しかし、イチローがトレードで出るって、やっぱり、アメリカ社会のダイナミックさを感じました。

 昨年今年と少し調子が悪いですが、イチローほどの実績のある選手が、それも10年以上在籍しているチームから、シーズン半ばにトレードで出されるなんて、日本球界ではちょっとありえない気がします。

 なんでも、イチロー自身がマリナーズのオーナーに、「チームのことを考えたら、自分を出した方がいいんじゃないか」と話をしていて、それが実現したそうなのです。

 選手もオーナーも、素晴らしいです。

「潔い」と言うべきか、何か僕は、「爽快感」みたいなものを感じました。

 つまり、「現在、マリナーズにイチローという選手は必要ない。ヤンキースがイチローを欲しいと言っている。向こうはマリナーズが必要とする選手をくれると言っている。じゃあ交換しよう」というシンプルな考えなわけです。

 厳しいといえば厳しいですが、「過去」とか「恩」とか「義理」とか「コネ」とかに縛られるよりも、実力をもとに適材適所でやっていった方が、やはり合理的で、組織が活性化すると思います。

 それこそ平等だし、公正だと思うのです。

 また、こういうことができるのは、「仕事の評価」と「人間としての好き嫌い」を混同していない証拠だとも思います。


 もちろん、勝負に負けた人が生きていける保障や、勝負のスタートラインが平等であることが必要なのは、言うまでもありません。

 はたしてアメリカ社会にそのような保障がちゃんとなされているかは、わかりません。

 しかし、やっぱり、「実力勝負」というのはシンプルで美しい、と僕は感じます。

 その中で生き残った人というのは、やっぱり真に尊敬されると思うのです。

 そして、イチローもその一人なのです。



メインサイト:新潟市中央区オステオパシー(米国式整体)施術室
タグ:ヤンキース
posted by 施術者 at 06:20| 新潟 | 時事・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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