2012年06月30日

ヒョードル引退

 先週に引き続き、スポーツ選手の話題です。


 先日、僕の尊敬する総合格闘技選手であるエメリヤーエンコ・ヒョードル選手が、試合をして(1ラウンドKO勝ち)、その後に引退を発表したそうです。


 1ファンとしては、「まだ35歳」「まだやれる」「まだ見たい」と思っているのですが、引退の理由を聞いて、思わず僕は唸ってしまいました。

「家族の存在が総合格闘技をやめる理由だ。娘たちが成長しているのに父親がそばにいないのはあり得ない。引退するにはちょうどいい時期だ」

 と言ったそうです。

 …いいパパじゃないですか!


 1ファンとしては選手・ヒョードルを見続けたいと思いますが、人間・ヒョードルの価値観は、別のところにあったようです。

 ならばこれはこれで、やっぱり尊重すべきだと思います。

 もっともこれは、若い頃からがんばり続け、好成績と高収入を手にした人だからできる決断かもしれませんが…、でも、かっこいい、潔い決断だと思いました。

「60億分の1」「氷の拳」「ロシアン・ラスト・エンペラー」などと呼ばれた彼も、普通の父親だったわけです。


 彼が見せていたのは、ただの暴力ではなく、やっぱり、プロスポーツとして「プレー」だったのですね。

 そして、リング(たまに金網)で十分稼いだら、家庭生活とのバランスも考えて、潔くリングを降りたのです。

 何だか僕は、ヒョードルがもっと好きになりました。



*明日7月1日(日)は臨時休業させていただきます。翌月曜日の定休日とあわせて、連休となります。誠に勝手ながら、何卒ご了承ください。

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2012年06月24日

今後のイチロー

 イチロー選手の打撃成績が、今年もどうもパッとしません。

 6月22日現在、出場70試合、293打数79安打、打率.270で、このペースでヒットを打ち続けると、最終的に183安打となるペースです。


 昨年は、メジャー入り初めて、また、日本で一軍に定着して以来初めて、打率3割を切ってしまいました。

 また、メジャー入り1年目から続いていた年間200本安打の記録も、昨年途切れてしまいました。


 さすがのイチローも年齢による体の衰えがあるのかもしれませんし、どこかに故障があるのかもしれません。

 しかし僕は、それとは別に、メンタル面でこれまでと違いがあるのではないかと、密かに推測しています(こうやって公開しているので「密か」ではなくなった)。


 何だか最近のイチローは、顔つきが優しくなったと思いませんか?

 また、シーズンオフにインタビューに答えたときに、「他人の成功を喜べるようになりたい」と語っているのを耳にしました。

 正直な話、実力主義のプロ野球の世界では、ライバルを蹴落としていく覚悟が必要なはずです。

 ですから、そう考えることはマイナスになるのではないかと、それを聞いて僕は思いました。

 つまり最近のイチローは、「野心」や「闘争心」がなくなってきたのではないかと、僕は考えているのです。

 まあ、野次馬というのは結果を見てから「ああだ、こうだ」と言い出すものなんですけどね(笑)


 しかし、イチローのそういう変化について、単純に「良いか、悪いか」は決められないと、僕は思います。

 だって、本人がそういう気持ちならば、それはしょうがないじゃないですか。

「イチロー」というのは、僕らがマスメディアを通じて認識している、いわゆる「虚像」であって、野球選手としての一つの「役柄」にすぎません。

 本来の「鈴木一郎」さんはやっぱり別人で、野球以外のことも考えるもっと複雑な存在のはずです。

 ですから、苦しんで苦しんで、ようやく本人が達成感を感じたときに、同じモチベーションを保てるかどうかというのは、良い・悪いの問題ではないと思うのです。

 どうせ役に立たなくなったらクビにされる世界です。

 気持ちが折れたとしても、本人がその責任を取るしかないのですから。


 僕はイチローが好きで、ずっと注目してきました。

 そのプレーの美しさに感動し、励まされ、また、その言動に考えさせられもしました。

 しかしそんなイチローも、バットを置く日は必ず来ます。

 個人的にはもう十分楽しませてくれたと思いますし、そもそも僕の夢は僕の夢で、イチローの夢はイチローの夢であって、僕がイチローに過度の期待をかけるのは、お門違いだと思います。

 どうせなら…、これからホームランバッターになってもらいたいかなあ。イチローは、「狙えば飛ぶ」という説があるので、ホントにそうかどうか、見てみたいですね。

 あと、引退したら、役者も面白いかも。昔『古畑任三郎』に犯人役で出たときは、とても上手でした。

 それから、コーチ、解説者も向いてる気がします。僕はイチローって、球界屈指の頭脳を持っていると思っていて、論理や客観性が必要なそういう仕事には向いていると思うのです。

 監督は…、何かちょっと違う気がするけど、意外にできる気もするし…。


 …引退後まで口にして、野次馬が勝手言ってすいません、イチローさん。

 しかし、結論としては、好きなように、充実した今後を送っていただければ、と願っている僕でした。

 

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2012年06月09日

健康法の選び方

 世の中にはいろいろな健康法があります。

 そのための健康食品や器具もたくさんありますし、食事の仕方、運動の仕方など、ライフスタイルに一定のルールを設ける方法もあります。

 僕も以前、風邪予防に「ぬれマスク」という方法をご紹介しましたし、温泉に行ったり、うちのようなところで手技の施術を受けたり、といった選択肢もあります。

 本当に、現在は様々な方法が存在します。

 しかし、逆に、これだけ情報が氾濫し、選択肢がありすぎると、どれを信じていいかわからない、とお悩みの方もいることでしょう。

 今日はその疑問にお答えしようと思います。


 結論から言います。

 様々な健康法の中からどれを選べばいいか、それは、確かな答えなどありません。

「答えは人それぞれ」ということです。

 人は皆、状況が違います。

 年齢、性別、生活習慣、健康のために使える予算と時間、過去の経緯、意志の強さ・好みなど、人それぞれ、本当にいろいろな状況があります。

 ですから、何が効くか・効かないかは、人それぞれだと思うのです。

 でも、それでは身も蓋もないので、それを前提として、僕の考える「基本的な健康法の選び方」をご紹介したいと思います。


@甘い話はないと心得る…「たったこれだけで…」みたいな話は、半分疑ってかかった方がいいと思います。

A解剖学・生理学・栄養学などの知識があればあるほど良い…テレビでや雑誌でちょっと紹介された話には、見方を変えると眉唾ものの話がたくさんあります。それに惑わされないためには、やはり自分自身で知識を持っておくのが、手っとり早くて確実です。

B身近にそれを実践している人がいる方法を選ぶ…理論と現実は、必ずしも一致しません。ですから、実際にそれをやっている人(もちろん、一定の効果が上がっている)がいる方法というのは、現実性が高いと思います。

C期間を決め、一定期間やってみる…他に案がなければ、とりあえず自分の体で試してみましょう。(ただし、何かのリスクがある場合は、慎重になってください)また、体というのは急に変化する場合もあれば、そうでなくゆっくり変化していく場合もあります。ですから、効果が上がらないからといってあまり早く見切らず、一定期間は継続してみると良いでしょう。

Dダメならちゃんと見切る…定めた期間やってみて、それでもダメなら、見切りましょう。他の方法を考えれば良いのです。


 こんなところでしょうか。

 どうぞ参考になさってください。

 そして、「最善の方法は人それぞれ」という前提を忘れずに、試行錯誤してみてください。


 確かに、選択肢がありすぎるというのは、ある意味大変なことかもしれません。

 しかし見方を変えれば、道がいくらでもある、ということでもあります。

 健康管理は何ヶ月・何年の期間で行っていくものですから、いろいろ考えて、じっくりと取り組んでいただければ良いと思います。

 可能な限りこちらでもご相談に乗りますので、お気軽にお話下さい。
 


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2012年06月02日

日本社会の弱点(意見・利害と人間関係)

 立派そうなタイトルですが、ふと思ったことを書いてみるだけです。


 たしか8年ぐらい前、当時僕が所属していたオステオパシーの団体内で、争いが起きたことがありました。

 結局、会は2つに分裂してしまったのですが、その際に、両陣営から「こっちが正しい。こっちに来なさい」という勧誘合戦が繰り広げられました。

 その時に何人か、「こっちに来なかったから、あなたとの関係はそれまでね」という態度をとる人がいました。

 僕はそれが不思議でした。

 みんなそれぞれ目的や考え方が違うのだから、どっちにしようが勝手じゃないか、と思ったのです。

 ちなみに、「実際に口頭でそう言われた」という人の話を耳にしたこともありました。


 しかし考えると、僕のような感覚の人は、日本においては多数派ではないのかもしれません。

 どういうことかといいますと、つまり、

「仲良し=意見・利害を共にする」

 というのが、日本における人間関係の多数派であるような気がするのです。

 個人の本音は腹におさめて、「あの人にはお世話になってるから」とか「あの人は仲間だから」と、みんなで同調してしまう、同調しなければいけない雰囲気になるというのが、日本社会の特性だと思うのです。


 もちろん、些細な事や、小さな人間関係の中においては、僕もそんな事はどうでも良いと思います。

 しかし、社会全体に関わる大きな事においては、やはりそれは、大きな欠点になるのではないでしょうか。

 フェアで合理的で、みんなが得をする選択肢があるにも関わらず、「あの人には世話になってるから」「あの人に損をさせてはいけない」と、ごく一部の人のためにそうでない選択をしてしまうという事が、日本社会のあちこちで見られます。

 よく言う「しがらみ」というやつです。


 僕はそういうのが好きではないので、実生活でもあまり「しがらみ」のない生活をしています。

 そもそも、人間関係と意見・利害というのは、同軸で考えるものではないと思うのです。

 意見が同じでも友達は友達、意見が違っても友達は友達。

 二人で得しても友達、片方だけが得しても友達、片方だけが損をしても友達、二人で損をしても友達。

 ということです。

 片方が得をして、そのために片方が損をするとしたら…これは迷うところですが、そういうこともあるでしょう。そういうときは、それぞれの状況をオープンにして、複雑な心境で損得を選びましょう。


 話が逸れましたが、つまり、日本において多数派と思える「仲良し=意見・利害を共にする」という感覚は、息苦しい人間関係になりがちですし、社会の大きな問題を生み出しやすい。

 僕はそう思う、ということです。

 意見が違うのは当然。利害が一致しないのも当然。

 そう考えた方が、色々うまくいくのではないでしょうか。



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posted by 施術者 at 06:16| 新潟 ☀| 時事・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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